講師:中部電気保安協会
電気についての知識や心構えを再認識して、学校でできることを模索する
☆研修内容☆
1.VTRによる電気事故の実例
@停電後、ストーブ等の電源が入り火災。懐中電灯、常備灯の準備
A地震時、電気器具はコンセントから外す。外に出るとき、ブレーカーを落とす
B漏電の可能性があるので、水没した電気器具の使用は避ける。
Cトラッキング現象:コンセントプラグを差しっぱなしにしてホコリが溜まり出火する
D濡れた手でコンセントプラグを触らない
2.資料(電気保安実施要領)による電気安全の心得12章
@ヒューズに銅線や鉄線を使用しない(適正なもの<アンペア等>を使用)
A接地線の確認(アースが取れているか、切れてないか、漏電遮断機の設置)
B整理整頓(分電盤前に物を置かない。必要なヒューズの予備を準備)
C作業及び操作は手順通りに
Dスイッチを入れる前の確認(安全面)
E終業時には、必ずスイッチを切る
F濡れた手や素足で電気機器及び電気配線に触れないこと
G素人工事は絶対にしないこと
H異常があったら、ただちに電気保安責任者に連絡すること
I漏電遮断器、漏電火災報知器のテストボタンを押してテストすること
J高圧線近くで作業をしないこと
K異常事態が発生したときに、誤りなく緊急措置をとりうること
☆研修を終えて☆
日々の仕事や生活に追われ、電気工具の点検や、校内の様々な電気器具の点検が疎かになりがちです。トラッキング現象は、定期的な点検で防げますね。夏休みには、分電盤の表示を確認し、各教室の配線遮断器の確認・表示に努めるつもりです。