研修を終えて
 高価な、予防注射のようなものなので、本当に残しておきたい松に施工していく。
3.もう1本の施工した松。胸高直径約30cm、グリンガード4本。
施工した場所が判るように目印をタッカーで固定。
(研修はここまで)

4.薬液が注入された後、容器を抜き取りコルク栓(またはトップジンを塗布)で孔をふさぐ。

薬液の有効期限は3年
2.グリンガードを差し込みます。容器を指で数回押して空気を出す。その後、底に小孔を開ける。
その後、マジックで液量確認のために容器にラインを引く。
1.木槌で幹を叩き、空洞箇所、節場所を避け肉厚部位に施工。、地上から約50cm、ドリルで30度の角度で太さ6.5mmを深さ9cmの穴を開ける。
今回の松の胸高直径は約20cmなので3本施工する(1本約2,500円)。
 穴は「千鳥打ち」で。木くずを取り除いておく。
施工時期:11月〜2月、日の出からam11:00頃まで、晴れの日が最適。
施工の事前準備
 @胸高直径(地上1〜1,2m)
 胸高直径=円周測定値÷3,14
対応に適さない松
 @マツノザイセンチュウにすでに感染しているか、そのおそれのある松。
 A病害虫やその他の原因で弱っている松。
 B植栽後の期間が短い松。
 C剪定後間もないものや過度に矯正された松。
 D特に小型の松。
 E盆栽の松。
 F五葉松
松枯れの対応は1人で行わず、複数人で行いミスすることを防ぐ。
松枯れとは、「マツノザイセンチュウ」という線虫が松の樹体内に入ることで引き起こされる(導水を塞ぐため水を上げなくなる)。
第7回
 日時:平成26年11月13日 木曜日(15:00〜16:00)

 場所:共栄小学校

 内容:松枯れの対処について

 講師:樹木医 宮上様
校務員研修会