校務員研修会
日時:令和4年1月13日 木曜日(14:15〜15:00)

場所:本庁舎6階

内容:教育委員会との懇談

講師:教育総務課長 他
質疑応答

1.校務員用の作業部屋について(笠原小)
(答)子供の学習環境を優先して行っているため、なかなか手が回らない。校舎建て替え時には対応したいと思っている。現時点では、学校ごとで対応して頂きたい。令和8年笠原小、中合わせた校舎が立つ予定。

2.来校者への対応の仕方(笠原小)
(答)気が付いたら挨拶する等対応。誰が関係者で誰が不審者かは判らない。
陶都中の場合、玄関は施錠し、インターホンで呼び出す。

3.不要な粘土や釉薬の取り扱いについて(南姫中)
(答)上司に相談の上、処分する。素焼きの粘土は大畑処理場。生粘土の処理は子供の作品を焼く際に余りの釉薬を付け素焼きにして処分が良い。
(付属)不要な農薬は3年に1回、教育委員会から不要な薬品の問い合わせあり。

4.夾竹桃など毒性のある植物の対応について(南姫中)
(答)学校の上司の指示に従ってください(教育委員会から所属長に連絡)。危険なことがあるときは、まず上司と相談。

5.飛び石事故について(陶都中)
事例を参考に、今後対策だけでなく、注意を怠らないように。
研修を終えて
 1人職場の校務員として忘れてはいけないことがある。子供たちのためにより良い環境を目指す気持ちは重要である。しかし、方向性、優先度は学校という組織の中で見失ってはいけない。
 例えば、1人の先生に「教室に棚を作ってほしい」と依頼をされたとする。簡単な事例で、直ぐに対応できることでも、上司や事務官と「報、連、相」することが重要。上司としては、その製作時間で校務員に優先順位でやるべき事項があるかもしれない。また、上司が知らないことが知らないうちに行われていてはいけない。また、事務官的には、棚を作る資材費を使う前に優先的に購入すべきことがあったりする。
 校務員は、日常の水道検針、給食配膳の補助、文書送達、分別ごみの管理や処分場への運搬、これらのことは決まっていることなので相談することはないが、所属長(学校長)の望む学校の方向性で動いていかなければいけない(1人の先生と違う方向性のときもある)。自分の思いが学校の方向性と一致しているか、思い込みになっていないか1人で結論を出さないことが大事であると思う(校務員は教育長でも学校長でも市長でもない)。